ATF電波塔 Final Edition

かつて曾孫系ニュースサイト管理人だったおじさんの、最後の住処

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■朝■ 11:35
昨日深夜から卒論をするふりをした創作初めを行って、結局は
ドージンワーク」のなじみ+「げんしけん」のピョン子状態に
なってうがー、とばかりにノートをブン投げて朝方フテ寝(例年通り
して一日が終了。おかげで日記の文体もちょっと変わるくらいです。
ちなみに題材は「ガンプラと少女」。ガンプラをマニュアル通り
組み上げながら、主人公である少女が、日々の日常や自分について
ブツブツと考える新感覚SS。
「何番のヤスリがどうとか、そういうのは全然わかんないけど」
「心をこめて磨けば、とりあえず綺麗になるよ、うん」
「思えばあたしの人生も、こんな荒っぽいヤスリを使って」
「ゆっくりバリバリ削ってるもんだからっ…(慎重にヤスリがけ」
「かえってバリが尖ったりなんかして、見るに耐えないけど…」
「いつかはきっと、綺麗に整形されて…(パーツを組んでみる」
「立派な…よし、腕パーツ完成!(ばんざいっ!」
「(そわそわとランナーを選びながら)…だめだめっ」
「武器パーツは、最後に…でも、最初に組みたくなっちゃうんだよなあ」
「(…かっこよさを先取ろうとしちゃう…うん、こうやって人生も失敗するんだろうなあ)」
「ヘッドパーツを作ろうとしちゃうのと同じだね、うんうん」


「女は顔じゃなくて、心…ふふ、いい事言ったぞ、あたしは」


「ああっ、でもマニュアル通りに組むとボディパーツからじゃないんだった!」



こんな作品。
…捨てましたよ、はい。



■昼前だけど、朝■ 11:37
今日はのんびりできるかな、と惰眠を貪っていると電話が。
秋田の先輩から。
「今、青森にいるんだけど―」
あまりにも唐突なお誘いにガチで驚きつつ、準備する僕。
待ち合わせ場所は遠いので、義兄さんに連れてってもらうことに。
―めっちゃ緊張するんですけど。義兄さんの車に乗るのって何年ぶりだ…。


では、行ってきます。