ATF電波塔 Final Edition

かつて曾孫系ニュースサイト管理人だったおじさんの、最後の住処

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yotsuki2006-03-29

※画像は総帥から無断借用(えー

■片道10時間■
先ほど青森に帰還。
二つ返事で宿を貸してくれた甘辛さん、仕事なのに付き合ってくれた
隠れさん、有給までとって会ってくれた店長に感謝。
そしてOFF参加者の皆さん、本当に有難うございました。


■初めてのOFF会幹事■
…いや、幹事どころかまともなOFF経験なんてないんですが。
2006年3月26日、午後1時に秋葉原駅。参加人数5人。
決まったのはこれだけ。中身なんて全然考えていない始末。
24日夜。バスで東京に到着した日月は悩む。そして―
『イマガさんなら…イマガさんなら何とかしてくれる』
そんな他力本願を考え始めていたりした。駄目人間だもの。


■突然のメール■
25日、午後8時。甘辛家でmixiをチェックすると、ゆつきさんから
メッセージが。

『突然ですが明日の午前中、美術館に行きませんか―』

…。

…で、デートのお誘い?(キモい

要は懸賞で当たったチケットの有効期限が迫ってるので一緒にどう?
な内容でした。断る理由なんてなく、即承諾。
10:30に東京駅丸の内南口で会うことに。
さて、明日は忙しくなる…と早めに就寝するつもりが、甘辛さんとの
談笑に花が咲いて全然眠れない状態に。どうなるOFF会。


■起床と不機嫌な家主■
9時前に起床。前日(というか今朝方)まで騒いでいたせいで、
テンションは低め。しかし、ゆつきさんとのデート(何)という現実からか
身体は火照っていた。…風邪気味?
集合場所として分かりやすいように、と全身ベージュ系の服に身を包み
出発準備完了。家主である甘辛さん(未だ就寝中)に出発の挨拶をするも、
睨まれて黙殺される。…寝起きがアレなのが彼の欠点だと思う。うん。

■どんな短距離でも迷える日月-御徒町-■
10時。甘辛家を出発。
普通に考えて、御徒町駅から徒歩5分圏内に位置するこのマンションから
迷うはずはない。しかし、過去何度も迷っているのが僕。
今回も危うく迷うところだったが、前日の下見で駅の位置はだいたい
覚えていた。偉いぞ自分!


丸の内南口の逢瀬-東京駅-■
山手線くらいなら何とか…とあたふたしつつも無事東京駅に到着。
案内板を頼りに南口へ。改札を出て、周りを見回すと―。

「(…ん?)」

「(…あれ?)」

人ごみの中、ふと一人の青年と目が合う。
すぐに目を逸らしたが(逸らすなよ)、確認してみるとやはりゆつきさん。
「写真見ましたからー」とmixi初期の黒歴史をサラっと保存している
あたり、ニュースサイト管理人ってのは恐ろしい生き物だと(ry
ともあれ、ゆつきさんが仲間になった!


■あいだみつを美術館-丸の内-■
東京国際フォーラム。その地下にあるのがあいだみつを美術館。
そして丸の内というオサレ空間に萎縮している日月。
それを上手くほぐすゆつきさん。何というか、介護される爺様の気分に。
「ゆつきさんや、次は泡のお風呂に入りたいねえ」
なんて言ったらこのOFFが崩壊しそうな気がしたので心に秘めておきました。
美術館は…平日なのに結構人がいたなあ。グッズ売り場が大盛況でした。

■皇居周辺へ■
どこかでまったり話しましょうか、という事で皇居外苑へ。
初めて行ったんですが、なかなか心地よい場所でした。
ツアー客がぞろぞろ歩いてるのが難点ですが。
ベンチに座りつつ「右とか左とか、最初に言い出したのは誰なのかしら?」
とか談話したり。(半分嘘


■昼食■
ほどなくお昼に。丸の内で飯=高額なのでは、とビビる日月。
何だかここに来て縮んでばかりである。器が小さいね!
周辺を歩いて、いい感じのお店を発見。580円のパスタを食べる。
さて、時間は…と携帯を見ると随分前に着信が。
イマガさんだー!(一時間以上放置
※携帯はこまめにチェックしよう。


■そして集合-秋葉原-■
12:58。
秋葉原に着いて真っ先に出会えたのはひゃくじゅーさん。
続いて総帥がやや遅れて登場。
そして、イマガさんが…イマガさん?電話が繋がらない。慌てる一同。

「逃げたな!」「人見知りスキル、そこまで…」

なんて失礼な話をしていると着信が。携帯のバッテリーが危ういだけでした。
疑ってごめんよ!


■計画暗中。計画的に動けない幹事■
さて、揃ったのはいいがどうするか。

―やっぱり全く決めてませんでした。

本来なら幹事がレイプされても仕方ないくらいの重罪。
それを救ったのはやっぱり特攻隊長のイマガさん。
時には我々をぶっちぎる勢いで秋葉原を闊歩。正に地の利。
そして慣れないアキバでどうしようか困ってるっぽい総帥。
総帥はもっとヲタに染まればいいと思った(酷
あと、ゆつきさんは意外と分かっている人だと思いました。ええ。

本当はイマガさんと、思う存分ネタ的エロゲを買い込んで
参加者をドン引きさせるつもりでしたが、前日のスロットの負けが
影響して結局特価同人誌数冊に終わる体たらく。
情けないっ…!そして悔しい…!(クリムゾン?


■そしてカラオケへ-大人の迷子-■
パセラ。それはOFFに使われるカラオケの常套。
というワケでご多分に漏れず我々も秋葉原パセラへ。しかし。
「現在2時間待ちとなっておりますが―」
流石に2時間も待てんよなあ、と御徒町店への移動を決意する我々。

「徒歩でなんとかなりますよ」

そう、実際徒歩で何とかなる距離だった。
しかし、この130円をケチったばかりに我々はとんでもないことに
なるのだった。


■…逆じゃね?-銀座-■
―どこをどう歩いたのか。それは思い出さなくていい。
とにかく気付いたら我々は銀座にいた。
手ぶらでやって来た日月なんかは、まんだらけの袋を手にしている。
そう、銀座で。
なんてシュールかつ羞恥プレイ。

「計画って大切ですよね…」

ぼそりと呟いたゆつきさんの台詞が、幹事の胸に突き刺さる。
(ていうかその通りです)

歩きつかれた我々は、半ば意気消沈しつつ最寄のパセラへ向かうのだった。


■ハニトーの地獄-パセラ御茶ノ水店-■
パセラ名物。それはハニートースト。
調子に乗って全員1つずつ頼んだのがマズ過ぎた。

…でけえ!
半斤はあるトーストに遠慮なくゴテゴテとトッピングが。
震える手で食す。

…甘え!
これまた遠慮なく染みたハチミツが全員の喉を刺す。
これを常食したら間違いなくインシュリン投与確定である。
結局全員半分も食べられずに終了。恐るべし、ハニトー。

■そしてカラオケ■
ぶっちゃけカラオケで歌うつもりはあまりなかった日月。
しかし、曲を入れたゆつきさんは微笑みながら日月にマイクを渡す。

「電波塔クオリティを見せて下さい」

お、鬼だこの人ーッ!

そして流れるイントロ。
…これは「Rumbling hearts」!なんて人だ。
引くに引けず、羞恥心で頬を染めながら、叫び声に近い音痴で絶唱する。

♪ もーうーもーどーれーなーいー

―そう、戻れない。日月は心の中で泣いた。


※日月的に見た全員のカラオケ印象
・イマガさん:カラオケ処女が「シャアが来る!」のクオリティの高さ。
       しかも〆に「さくらんぼキッス」。鬼か僕らは。

・ゆつきさん:アニソン縛りで不自由になるかと思いきや、全然大丈夫
       だった恐ろしい人。計り知れないキャパだ…。

・ひゃくじゅーさん:島本和彦が乗り移ったかと思った(笑
         実にいい選曲だったよ、いもっち!(馴れ馴れしい

・総帥:恐らくアニソン縛りで一番苦しかったであろう人物。すまん。
    だが、次に会う時までアレな曲を覚えておきなさい。

終わってみれば非常に面白いカラオケでした。
次はイマガさんに何を歌わせよう(鬼がもう一匹誕生した


■カラオケ終了■
次の日が早いゆつきさんはここでお別れ。残存兵力は再び秋葉原
移動した。…そんなに秋葉原が好きか、僕ら。


■〆-和民秋葉原店-■
最後は秋葉原駅近くの居酒屋で。
チューハイ一杯で粘りつつ、ニュースサイト論(?)を展開。
他サイトの横の繋がりを羨ましがったり、アソシエイトに羨望したり、
アクセス数に絶望したり、ひゃくじゅーさんのサイト造語に感心したり。
もっと話していたかったけど、時間がきたので解散に。

秋葉原駅で散会する我々。
一抹の寂しさを覚えつつも、再会を誓うのだった。

…まあ、僕に職が決まればすぐにでも会えそうですが。


■そして幹事は青森に帰り■
青森に帰った日月を待っていたのは不採用通知でした。
…うーん、泣きそう。


■今後の課題■
・次こそかーずさんを呼ぼう(笑
・カトゆーさんの都市伝説を暴こう
・次こそ一人一本ワゴンのエロゲを買おう(何
・ていうかまずは職だね自分


■締め■
改めまして。OFF参加者の皆さん、お疲れ様でした。
何と申しますか、非常に良い経験をさせて頂きました。
銀座まで歩いたのもいい思い出です。(この件は本当に申し訳ない
皆さんがいい人たちで良かった…。
近いうちにまた会いましょう!

追伸
次は誰かが幹事やって下さいorz